土佐の造り酒屋で生まれ育った主人公が、苦難に直面しつつも天真らんまんに生きる姿を描いた連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。８月３１日放送の第１０９回で、万太郎が台湾に旅立ったあと、寿恵子たちのもとにとある青年が現れるシーンが話題となった（以下、ネタバレあり）。
左から寿恵子（浜辺美波）、りん（安藤玉恵）、虎鉄（濱田龍臣）(C)NHK
学術研究員として台湾に向かった万太郎（神木隆之介）は、滞在先で体調が急変し、案内人の陳（朝井大智）に介抱してもらう。一方、日本では妻の寿恵子（浜辺美波）と子どもたちが暮らす長屋に、土佐から上京してきた虎鉄（濱田龍臣）が訪ねてくる。
虎鉄が万太郎の助手になるべく同じ長屋に住み始めてから３カ月後、万太郎が帰国。台湾からの土産「オーギョーチ」を使った食べものを家族にふるまった万太郎は、「台湾の人らあと、この植物に命を救うてもろうたがじゃ」と語るのだった。
今回の放送では、万太郎が植物採集に出かけた土佐で出会い、新種の植物発見にもかかわった少年・虎鉄が１０年の時を経て登場。
万太郎が「虎鉄君！？ 伸びたのう･･･！」と驚くほど成長した虎鉄の再登場に、「いやー本当に伸びたねぇ」「虎鉄君！ おおきゅうなって！ もう２４になって！」「虎鉄くん、出会ったときより万太郎が要素入ってる」など成長っぷりに驚きの声が相次ぎ、Ｘ（旧ツイッター）では「濱田龍臣くん」「濱田龍臣」など関連ワードがトレンド入り。
また、１４歳の虎鉄役を濱田と同じく子役時代から活躍する俳優・寺田心が演じていたことから、ＳＮＳでは「寺田心さんから濱田龍臣へのリレーかぁ」「天才子役へのバトンリレー最高」「濱田龍臣くんも大きくなったなぁ･･･（感無量）」など、キャスティングに感心する声も集まっている。
放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。９月１日放送の第１１０回では、万太郎はオーギョーチを食べながら、台湾で起こった出来事を語る。
文／つちだ四郎
