そごう西武売却 千葉市長「引き続き役割を果たせる状況を」

そごう西武売却 千葉市長「引き続き役割を果たせる状況を」

 セブン&アイHDは、傘下の百貨店、そごう・西武を9月1日に投資ファンドへ売却すると正式に発表しました。
 店舗がある千葉市の神谷市長は「引き続き、街づくりの一員として役割を果たせる状況を作ってもらいたい」とコメントしています。

 売却計画は2022年11月に発表され、米国の投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」と連携する家電量販店「ヨドバシHD」が西武池袋本店に出店する計画に労働組合が反発しました。

 8月31日、西武池袋本店でストライキが行われる中、セブン&アイHDの臨時取締役会はそごう・西武の売却を決議しました。

 全国10店舗への影響は避けられそうにありません。

 そごう千葉店とまちづくりに向けた連携協定を結んでいる千葉市の神谷市長は「JR千葉駅前の賑わい創出に直結する極めて重要な店舗。引き続き、本市の街づくりの一員としてその役割等を果たせる状況を作って頂きたい」とコメントしています。

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