欧州移籍の新境地開拓。J3愛媛プロ1年目、18歳FW行友翔哉がポルトガル1部ファマリカンに期限付き

「山口や愛媛などの地方クラブのみならず、プロを目指す少年・少女に夢を与えられる出来事かなと思っています」

J3リーグの愛媛FCは8月31日、海外移籍への準備のためクラブを離れていたFW行友翔哉(Toki YUKUYOMO)がポルトガル1部 FCファマリカン (Futebol Clube de Famalicão)に期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間は2023-24シーズン終了まで。

行友は2005年1月5日生まれ、山口県出身、18歳。174センチ・66キロ。これまでのキャリアは、レノファ山口FC U-12 ― レノファ山口FC U-15― 愛媛FC U-18 ― 愛媛FC。今シーズンはJ3リーグ7試合・1得点。2022シーズンは2種登録で、6試合・3得点を記録。

実質2年目、プロ1年目での海外挑戦に。行友は次のように愛媛を通じて、抱負を語っている。

「この度FC Famalicãoに移籍することになりました。まずはこのFC Famalicãoという素晴らしいクラブに移籍できたことを誇りに思います。愛媛のサポーターの皆さんの前でご挨拶ができなくてすいません。この移籍が決まるまでにたくさんの方々が動いてくれました。関わって下さった方々に本当に感謝しています。

愛媛FCを背負ってプレーしたアカデミーを含め3年半という時間はサッカーと自分と向き合えたとても有意義な時間でした。周りの人に恵まれてとても楽しく過ごせた時間でした。この話があってから、夢を追う一人のサッカー大好き小僧としてはチャレンジする以外の選択肢はありませんでした。

自分にとっても大きな出来事ですが、自分が今まで関わってきた山口や愛媛などの地方クラブのみならず、プロを目指す少年・少女に夢を与えられる出来事かなと思っています。

厳しい世界に行く事は重々承知しています。ただこの経験全てをポジティブに捉えられると自分は思っています。

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経験しに行くわけではなく自分で全てを勝ち取りに行きます。目の前の1日、1分、1秒に全力で向き合いながら、大きな目標に向かって命を懸けて頑張って行きます。

今後とも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

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