【台湾】農漁業の見本市が開幕、台北で2日まで[農水]

台北市の南港展覧館1館で農業や漁業の見本市が開幕した=8月31日(NNA撮影)

台湾・台北市の南港展覧館1館で8月31日、農業や漁業の見本市「台湾智慧農業週」と「台湾国際海洋・漁業産業展」が開幕した。域内外の約300社が出展し、約2,000項目の製品と技術をアピールしている。期間は9月2日まで。

同見本市は、農業をテーマにした「台湾国際農業・園芸技術展」、畜産の「台湾国際畜禽技術展」、コールドチェーン(低温物流)の「台湾国際農業生鮮冷鏈展」、漁業の「台湾国際海洋・漁業産業展」の四つを合同で開催している。

会場には、スマート農業の研究開発(R&D)の成果などを展示した「智慧農業科技サービス館」や、農機具をシェアする取り組みを紹介した「農機共享経済館」などを設置。冷凍設備大手のタイ利(タイ=台におおざと)が輸送車両を展示したほか、日本からは村田製作所が初めて出展した。

会期中には、スマート農業や温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「ネットゼロ」関連のフォーラムも予定されている。

© 株式会社NNA