NY株反落、168ドル安 5日ぶり、利益確定売りで

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=31日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】8月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比168.33ドル安の3万4721.91ドルで取引を終えた。前日までの上昇を背景に、利益確定売りが優勢となった。

 朝方発表された7月の米個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率が市場予想と一致し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測が強まった。一時は前日終値から180ドル近く上昇したが、その後はマイナス圏に沈んだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日続伸し、15.66ポイント高の1万4034.97。

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