花をプレゼントする時にやってはいけないNG行為7選!知っておきたいマナーとタブー

花をプレゼントする時にやってはいけないNG行為7選!

相手に不快な思いをさせてしまわない為にも、花を贈る際のマナーとタブーを確認しておきましょう。

1.花言葉を調べない

花にはマイナスの花言葉を持つケースもあるため、選ぶ時には見た目の美しさだけでなく、その花の持つ意味も調べておくことが大切です。

  • アザミの花言葉:報復
  • キンギョソウの花言葉:でしゃばり
  • マリーゴールドの花言葉:嫉妬
  • アジサイの花言葉:移り気
  • クロユリの花言葉:復讐
  • スイレンの花言葉:滅亡

上記の花は、見た目の美しさとは違ってマイナスの意味を持っています。相手が花言葉の意味を知っている場合、不快な気持ちにさせてしまうこともあるため、花を贈る際は花言葉を調べてから贈ると安心です。

2.お見舞いにキクやシクラメン、鉢植えの花を贈る

快気祝いやお見舞いにNGの花と言われているのはキク、シクラメン、アジサイ、チューリップ、椿などです。

  • キクは仏壇に供えるイメージ
  • シクラメンは「死」や「苦」を連想する
  • アジサイは色が変わりやすくすぐに色あせてしまう
  • 椿やチューリップは枯れて花が落ちてしまう

以上の理由から、快気祝いやお見舞いにはタブーと考えられます。

また、鉢植えを贈るのは「病床に根付く」と言う意味があり縁起が悪いため、高齢者へのお見舞いの花には適していません。間違えた選び方をして相手を傷つけてしまうことがないように気を付けてくださいね。

3.開店祝いの当日に渡す

開店祝いの時には、オープンの日は忙しく先方に迷惑になることもあるため、当日に贈るのは避けたほうが無難です。

前日までに届くように手配するか、間に合わない場合はオープン翌日以降に贈るのがベストです。また、十分なスペースがない場合はスタンドの大きな花は避け、小型の花にするなど配慮も忘れずにしましょう。

4.花の色を考えない

赤いバラといえば恋人に贈る代表的な花ですが、新築祝いとして花を贈る場合【赤=火】から火災をイメージするため避けるべきと言われています。また、赤は血を連想させることもあり、お見舞いにも不向きです。

同じバラでも赤は恋人に贈る花として相応しいですが、黄色のバラは嫉妬という意味を持つとも言われています。

他にも、母の日のカーネーションでは、白色は亡くなった母に贈るとされています。白いカーネーションをどうしても贈りたい時には他の色を混ぜたり、ラッピングで華やかな色にしたりして工夫して贈るようにしましょう。

お供えの祭壇の花は、葬儀当日は白を中心にした花を贈るのがベストで、派手な色はNGとされています。しかし、四十九日以降のご仏前には明るく華やかな色の花でもかまいません。

5.しおれた花

花はどうしてもしおれてきてしまうものですが、もらったお花がしおれていたらがっかりしてしまいますよね。できるだけ美しい状態のまま渡せるように、エアコンの風が直接当たらない、涼しい所に立てるように置いて保管しておきましょう。

6.香りの強い花

ユリなど香りの強い花を飲食店に贈ったり、持ち込むのは避けるようにします。また、出産祝いにお花を贈る場合も、産後はデリケートな時期なので香りの強い花は避けた方が良いとされています。他にも、花粉が飛びやすい花は贈る場所を考えて選ぶなど配慮しましょう。

7.『4本、9本、13本』の花束

花束の本数にもタブーが存在しています。4、9、13は不吉な数字とされているので避けるべき数でもあります。基本的に花束は奇数本で贈るのが良くて、特に偶数は割り切れる(別れる)を連想させるので結婚祝いはタブーとされています。

例外として、偶数でも8という数字は末広がりで縁起がよいので、結婚祝いには本数にもこだわってみましょう。

ちなみに、バラの花は、15本だと「ごめんなさい」、16本だと「不安な愛」、17本だと「絶望的な愛」と本数ごとにそれぞれ意味があります。

まとめ

このように花束を贈る時には注意点もあるので、フラワーショップに用途をきちんと伝えて依頼する事が大事です。花を渡す際の基本のマナーを理解して、相手が気持ち良く受け取って喜んでいただけるようにすることが大切です!

© 株式会社シュフーズ