自分を笑い飛ばす方法を教えてくれる、喜びに満ちた映画『バービー』“もう1人の主役”ケンが熱唱する「I’m Just Ken」

『バービー』©︎2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

世界で最も有名なファッションドールである“バービー”が映画化。常に時代を先回りし、性別や人種を超え「You Can Be Anything(あなたは何にだってなれる)」を発信、世界中に勇気を与えてきたバービーの、想像をはるかに超えたパワフルな物語がついに公開。映画『バービー』が、現在大ヒット上映中だ。

このたび、ケン役ライアン・ゴズリングが歌う、「I‘m Just Ken」のメイキング映像付きミュージック・ビデオが解禁となった。

WB映画史上、最高記録を達成

8月29日(現地時間)の時点で全米累計興行収入5.9億ドル(約867億円)を突破し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(5.74億ドル)を超え、2023年公開作品の全米累計興行収入ランキング堂々の1位を獲得した本作。全世界興収は13.4億ドル(約1,960億円)を突破し、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を超えてワーナー・ブラザース映画史上No.1の興行収入を達成した。(※数字は全て BoxOfficeMojo 参考)

日本でも引き続き大ヒット中で、首都圏及び大阪・福岡などの地域では先週対比100%以上の劇場が続出するという他作品では見かけない、異例の事態に。全国の約50劇場で土日いずれかの興行収入がアップとなり、口コミ効果によりトレンドに敏感な若年層の支持を集め、興行成績は順調に推移している。

“もう1人の主役”ケンが熱唱する「I’m Just Ken」

細部までピンク尽くしの圧巻のビジュアルや、豪華俳優陣の熱演、コミカルかつドラマティックで最後には感動に包まれる奥深いストーリーなど、あらゆる側面で大絶賛の声が絶えずあがっている本作。中でも、主人公のバービーの活躍と共に称賛の声が上がっているのが、ライアン・ゴズリング演じる“ケン”のキャラクターだ。

バービーランドに住むたくさんのバービーたち、ケンたちの一人にして、バービーのピュアなボーイフレンド(?)という立ち位置のケン。実は人知れず悩みを抱えているが、彼女と人間の世界を冒険するうちに心境に大きな変化が—!?SNSでも、「ライアンのケンはかっこいいのにコミカルだし最高だった」「ケンの歌で不覚にも泣いてしまった。間違い無く過去最高のライアン」「まさかのケンも本当の意味で主役だった」と虜になる観客が続出している。

そんなライアン演じるケンが劇中で熱唱しているのが、「I’m Just Ken」という一曲だ。「何を頑張ってもいつも2番手 誰も俺を認めない」「俺はケン 彼女からは友達扱い 日焼けに隠れた魅力に気づいてほしい」と人気者のバービーの添え物でしかない自分を嘆き、大好きなバービーに振り向いてほしいと悲痛な胸の内を歌い上げる、切ないロックバラードとなっている。

本楽曲を手掛けたのは、ブルーノ・マーズとの共作で大ヒットした「Up Town Funk」などで知られるマーク・ロンソンと、レディー・ガガやマイリー・サイラスなど人気アーティストを多数手がけるアンドリュー・ワイアットという、二人の世界的プロデューサーたち。数々の人気楽曲がひしめく米ビルボード・ソング・チャート「Hot 100」で初登場87位を記録し、同楽曲を収録したサウンドトラック『バービー・ザ・アルバム』は、米ビルボード・アルバム・チャート「Billboard 200」で初登場2位、「Soundtrack」チャートでは1位を飾り、イギリスではオフィシャル・コンピレーション・チャート初登場1位を記録、シングルチャートのトップ5に3曲がランクインしたのは史上初という快挙も成し遂げるなど、輝かしい成績を残している。

「自分を笑い飛ばす方法を教えてくれる」

今回公開された映像には、ギターにスラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(ヴァン・ヘイレン)、ドラムにジョシュ・フリーズ(フー・ファイターズ)ら超豪華アーティストが参加している「I’m Just Ken」のレコーディングの様子や、ライアンを中心とした楽曲シーン撮影の舞台裏を収録。劇中の印象的なスポットとして度々登場する“ビーチ”のセットが出来上がる様子や、そこで展開される見どころシーンの一つ、“ケン同士”のド迫力(!?)バトルの撮影風景も。テニスラケットやビーチボールを構えて馬をかたどったボートに乗ったケンたち、その先頭で感情たっぷりに熱唱したかと思えば、カメラ目線で臨戦態勢十分にポーズをキメるライアン。彼の熱演っぷりに思わず吹き出してしまうグレタ・ガーウィグ監督の姿も収められている。

さらに、スタジオで真剣にダンスのリハーサルに挑むライアンの姿や、シム・リウ(『シャンチー』)、キングズリー・ベン=アディル(『シークレット・インベージョン』)、ンクーティ・ガトワ(『セックス・エデュケーション』)、スコット・エバンス(『グレイス&フランキー』)ら“ケンたち”が、演技シーンだけでなく本楽曲のコーラスとしてレコーディングに参加する様子も。ライアンやキャスト陣、監督やスタッフたちの笑顔が絶えない撮影現場であったことが伝わる、必見映像だ。

話題のケンを演じたライアンは、本作について「悲劇的であるけれど、滑稽でもある。バカげていると思ったら、奥深さも感じられる。そんなすべてが詰まった物語なんだ」と表現。さらに「自分を笑い飛ばす方法を教えてくれる。自分を責める必要はない。誰もが受け入れられると感じる、喜びに満ちた映画体験だ。本当に楽しい映画だよ」とその魅力を伝えている。

『バービー』は大ヒット上映中

マーゴット・ロビー主演『ドリームランド』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2023年9月放送

『バービー』©︎2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

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