全中「国消国産レシピコンテスト」結果発表 おかず、丼、スイーツ…消費増へ食べ方提案

野菜を使ったおかずの部門で最優秀賞に輝いた「丸ごと茄子がとろけるぶちうまオーブン焼き」(全中提供)

JA全中は31日、「国消国産」の推進に向けた初のレシピコンテストの結果を発表した。最優秀賞には、野菜を使ったおかず部門で「丸ごと茄子(なす)がとろけるぶちうまオーブン焼き」、ご飯が進む丼部門で「トマトと大豆の生姜(しょうが)焼き丼」、牛乳・乳製品のスイーツ部門で「抹茶くりーむ豆腐」が受賞した。ウェブやJA広報誌、直売所などで発信する。

レシピは3部門で募集し、287点が集まった。各部門で最優秀賞1点、優秀賞2点、優良賞は3点をそれぞれ選んだ。

入賞したレシピは家の光協会が運営するウェブメディア「あたらしい日日(にちにち)」などで紹介する。

JAにレシピを提供し、直売所や広報誌で利用できるようにする。

子育て世代の女性層を中心に、国産農畜産物を消費する行動につなげる狙いだ。

全中は「レシピを知ってもらい、食べてもらうことで10、11月の国消国産月間に弾みを付けたい」(広報課)とする。

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