県内は31日、高気圧に覆われて気温が上昇し、山形地方気象台の22観測地点のうち18地点が猛暑日（最高気温35度以上）となった。8月の終わりに山形では今年最高の38.2度を記録した。
同気象台によると各地の最高気温は小国37.2度、酒田37.1度、新庄36.9度、鶴岡36.4度、東根36.3度、米沢36.0度、尾花沢35.4度などで平年値を7～9度上回った。8月の平均気温（30日までの観測値）は酒田30.1度、山形と新庄28.6度で、月平均気温の高さで3地点とも観測史上1位となった。
山形市では午後2時半に38.2度を記録した。市街地では日傘を深く差したり、額の汗をハンカチで拭いながら歩く人の姿が見られた。同気象台によると県内は今後1週間程度は少雨で、2週間程度、高温が続く見込み。県内各消防本部によると、同日午後5時までに熱中症の疑いで、中等症を含む20～70代の男女計4人が救急搬送された。
