アンドルー王子、王室公務への復帰は生涯禁止!? 方針変更の流れはなしと関係者

英国のヨーク公アンドルー王子(63)が、王室の公務への復帰を“生涯禁止”される可能性が大きくなった。22年2月にジェフリー・エプスタイン元被告の人身売買被害者の1人であるヴァージニア・ジュフリー氏 に1200万ドル(約17億5000万円)の和解金を支払った後、王子は公務や収入もない不名誉な状態に置かれている。

8月27日にはバルモラル城の教会に向かうアンドルー王子にウィリアム皇太子夫妻が車で同行するなど、最近、王族が公の場でサポートする姿は見せているものの、情報筋によると、これは王子が現役の王族に復帰するということとは直結しないという。

ある関係者は英紙デイリー・テレグラフにこう語っている。「国王はヨーク公の公務復帰はあり得ないと断言しています」「彼はヨーク公が家族の一員として非常に愛されていることを常に明らかにしてきましたが、だからといって王室の地位に関して方針変更があるわけではありません」

一方でアンドルー王子は、武装した警察による警護など、かつての地位の復活を求めるロビー活動を行うために一連の著名人の協力を得ていると報道されている。また同紙は、昨年の後半にチャールズ国王がアンドリュー王子と「弟に何らかの目的を持たせるような計画を打ち出そうとする」「私的な会合」を何度か行ったと報じている。

アンドリュー王子が他の提案に加えて、王室財産を1つ以上管理することを申し出たと言われているものの、双方が王子は「公の場で役割を果たす」べきではないとの結論に達したと同紙は伝えている。

また関係者は、慈善活動や自身の生活を立て直す試みは秘密裏に行われるだろうと語っている。同王子と元妻セーラ・ファーガソン (63)はウィンザー城近くのロイヤル・ロッジに住んでおり、30部屋あるこのロッジを74年間賃貸する契約を結んでいたが、女王の死去に伴う王室費削減策の一環として、夫妻はヘンリー王子夫妻の旧居であるフロッグモア・コテージに移ると言われている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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