スペイン代表選手が会長批判 キス騒動に「権力の乱用」

コスタリカ戦でゴールを決め、喜ぶスペインのボンマティ(左)=7月21日、ウェリントン(FIFA提供・ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で優勝したスペイン代表のMFボンマティが8月31日、W杯決勝後に選手の口にキスをした同国連盟のルビアレス会長を「権力の乱用を許してはいけない」と批判した。モナコで欧州連盟(UEFA)表彰式に出席し、女子最優秀選手の受賞スピーチで語った。AP通信が伝えた。

 女子最優秀監督に選ばれたイングランド代表のウィーフマン監督も「彼女たちの声に耳を傾けるべきだ」と語った。

 UEFA副会長のルビアレス氏は国際サッカー連盟(FIFA)から暫定資格停止処分を受けており、表彰式に出席できなかった。

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