ALSOK、ドローンを活用したキョン捕獲支援業務を提供開始。映像・位置情報をリアルタイムで共有

ドローン業務における過去の運用実績も踏まえ、ドローンを活用した特定外来生物のキョンの生態状況を把握するとともに映像や位置情報等を銃器捕獲作業者と共有することで、効率的な捕獲の一翼を担うという。

導入の背景

伊豆大島では、キョンによる農作物被害や交通事故等が深刻化しており、希少植物の食害による生態系への影響などが課題となっている。東京都は、2005年より特定外来生物に指定され、駆除対象となっているキョンの根絶に向けて取り組んでいるという。

この度、ALSOKは東京都の「令和5年度ドローンを活用したキョン捕獲支援業務委託」希望制指名競争入札を落札して、サービスを提供することとなった。

キョン写真

サービスの概要

本サービスは、ドローン空撮によりキョンの位置を捕捉し、リアルタイムで東京都から委託された銃器捕獲作業者に映像、位置情報を提供し捕獲支援業務を行う。

本サービスを活用することにより、限られた銃器捕獲作業者でより多くのキョンを駆除できることが期待でき、効率の向上が見込めるという。

サービスイメージ図

実施期間

2023年9月から2024年3月まで

実施場所

東京都大島町

今後のサービスの展開について

害獣駆除に悩んでいる全国の自治体に対し、特定の害獣に限らずニーズの把握に努め、課題解決型の提案営業により本サービスの販売を推進、農作物の被害抑制の一助を目指すとしている。

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