青森市の真夏日38回、99年ぶり最多更新 1日も35度予想

 31日の青森県内は高気圧に覆われ、23観測地点のうち21地点で最高気温が30度以上となるなど、全域で厳しい暑さとなった。仙台管区気象台によると、32.1度だった青森市は、今年の真夏日(最高気温30度以上)が38回目となり、37回だった1924(大正13)年以来99年ぶりに観測史上最多を更新した。

 この日は6地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった。最も高かったのが弘前の36.7度。以下、五所川原36.6度、三沢36.5度、三戸と八戸36.2度、黒石35.0度と続いた。県内各消防本部によると、同日夕方時点で10~80代の男女12人が熱中症の症状で救急搬送された。

 9月1日の県内は引き続き高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や湿った空気の影響により次第に曇る予報となっている。夕方からは雨の降るところが多く、雷を伴い激しく降るところもある見込み。予想最高気温は青森、弘前、八戸が35度、むつ32度、深浦31度。

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