サンヨーホームズ、浸水被害からの早期復旧を提案=1階をRC造で「耐水化」

サンヨーホームズ(大阪市西区、松岡久志社長)は、浸水からの早期復旧に配慮した戸建住宅を開発し、7月28日に発売した。

浸水の可能性が高い1階を鉄筋コンクリート造とし、上階を軽量鉄骨造のハイブリッド構成とすることで、木造や鉄骨造と比べて早期復旧を可能とする。

また、浸水の可能性が低い2階以上に居住空間を集約し、1階は趣味や店舗、地域に開かれた場所とすることで、地域交流を促す。

堤防決壊による外水氾濫や都市部を中心に発生する内水氾濫の浸水被害の頻発化を受け、耐震性、耐風性、耐火性に続く第4の防災・減災の柱として「耐水化」の訴求を強める。

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