世界トップレベルの研究が期待され、政府がつくる１０兆円規模の大学ファンドから支援を受けることになる国際卓越研究大学の認定候補に東北大学が選ばれました。
国際卓越研究大学の認定については、東京大学や京都大学など１０校が申請し、文部科学省の専門家会議で審査が行われていました。
文部科学省は１日、初めての認定候補に東北大学が選ばれたと発表しました。理由について、若手研究者が自由に研究しやすい環境づくりに向け具体的な戦略が示されていて、次世代放射光施設ナノテラスなどを運用した成果を生み出せる将来性が評価されました。
東北大学大野英男総長「大変光栄に思うとと同時に身の引き締まる思いでいます。世界をリードする研究大学を目指し、最終的な認定に向けて今後も全学一丸となって力を尽くしていく」
２０２４年度中にも正式認定される見込みです。認定されると政府の１０兆円規模のファンドの運用益から最長２５年間にかけて支援を受けることができます。
