立民・泉代表 岡田幹事長の維新批判を援護射撃 維新・馬場代表は「恐ろしい世の中を目指そうとしている」

立憲民主党の泉健太代表(49)が1日、国会内で定例会見に出席。日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が立民を「いらっしゃっても日本は何も良くならない」、日本共産党を「無くなったらいい政党」などと発言し、立民の岡田克也幹事長(70)が29日の会見で「度が過ぎている」と反発したことに触れた。

泉氏は「度が過ぎている発言ですね」と、岡田氏の発言を援護射撃。「国民の皆さんは政党同士が常にけんかをして、ドンパチしているように見えるが、民主主義を守るために、政党同士で活動している部分もある」とした。

その上で、泉氏は「あの党がなくなったらいいとか、存在を否定するのはおそろしい世の中を目指そうとしている。ずいぶん古い、戦前のような弾圧。いまの時代にはなかなかない」と、維新の姿勢を非難した。

馬場氏は一連の発言について、撤回や謝罪を拒否している。「感覚としては古い。(発言は)やめたほうがいいんじゃないかな」と指摘した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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