ビヨンセ、サンタクララ名誉市長任命にライブで反応「今日は特別な日」

現地時間2023年8月30日夜、ビヨンセが、パフォーマーのみならず、米カリフォルニア州サンタクララの名誉市長として、同市リーバイス・スタジアムのステージに立った。

あるファンがTikTokに投稿した動画で、ビヨンセは「このステージに立ててとても嬉しい」と観客に語りかけ、「皆さん、とても美しい顔をしていますね。今日は特別な日です、今日は私が市長なんですから」と続けた。この日限りの名誉市長に声援を送るファンに向かって微笑んだ後、ビヨンセは、「これは私の感謝を示すためのツアーです。何事も当たり前だとは思っていません。25年経っても愛することを続けられているのは、皆さんの忠誠心と祈りのおかげです。皆さんの存在には本当に感謝しています」と想いを語った。

地元紙The Mercury Newsによると、サンタクララ市議会は現地時間8月29日の夜にビヨンセを名誉市長に任命し、彼女に市の鍵を贈呈することを決議した。「サンタクララ市は、ビヨンセが世界的に有名なリーバイス・スタジアムを訪れることに歓喜しています」と同市の広報担当ミシェル・テンプルトンは同紙にコメントし、「彼女のコンサートは、確実に大きなエネルギーと興奮をもたらすでしょう」と話していた。

米ビルボードBoxscoreに報告された数字によると、【ルネッサンス・ツアー】は7月8日から30日までの11公演で1億2760万ドル(約186億円)を稼ぎ出し、1980年代半ばにBoxscoreのアーカイブ化が始まって以来、1か月間における最高額となった。また、英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでの5公演で4,220万ドル(約60億円)を叩き出した際には、女性アーティスト、黒人アーティスト、そしてアメリカ人アーティストによるコンサートとして過去最高の興行収入を記録した。

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