私立の高校と大学が、連携して教育活動を行い地域活性化を図ろうと、新田高校と松山大学などが1日、覚書を交わしました。
締結式では、新田高校の和田真志校長と、松山大学の新井英夫理事長ら松山市内5つの大学・短大の代表が覚書に署名しました。
(新田高校 和田真志 校長)
「2025年度をめどに情報関係学部をそれぞれの大学が作っていく動きがある中、そこに進学する高校生たち、ここから育てていかなければならないという思いがあり高大連携を発想した」
今回の連携は新田高校が、「デジタル人材育成」に取り組む愛媛県と大学に呼びかけ実現したもので、立会人を務めた中村知事も「県も精一杯、後押ししたい」と期待を寄せていました。
今後は新田高校の生徒が大学の授業に出席したり、出張授業に来てもらったりして連携を深めながら人材育成も進め、将来的な地域活性化につなげたい考えです。