西野投手「甲子園楽しかった」 矢掛中出身 町長が活躍ねぎらう

山岡町長(手前)に甲子園の雰囲気を伝える西野投手

 岡山県矢掛町は8月30日、全国高校野球選手権で活躍した山陽高の西野彰人投手=3年、矢掛中出身=の報告会を町役場で開いた。

 山岡敦町長から「町は大変盛り上がった。今後の活躍も期待しています」とねぎらいを受けた西野投手。応援に感謝を述べるとともに「甲子園の満員の観客を目にしてブルペンでは緊張していたが、マウンドに立つと不思議と集中できた。素晴らしい場所で野球ができ、楽しかった」と振り返った。

 西野投手は大垣日大(岐阜)との2回戦から登板し、3試合16回を投げて防御率1.13とチームの勝利に貢献。打者としても打率4割2分9厘を残した。

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