小坂忠、未発表音源や貴重なライブ映像を収録した『THE LAST SESSION~with Chu's Friends』の収録内容が決定!

昨年、惜しくも亡くなった、日本を代表するソウル・シンガー、ゴスペルシンガーである小坂忠の未発表音源や晩年の貴重なライブ映像が収録された『THE LAST SESSION~with Chu's Friends』の収録内容、ジャケット写真が公開された。

CDには、佐藤博氏宅から偶然発見されたという未発表音源「F.W.Y」やALFA 50th Anniversary “ALFA MUSIC LIVE”(2015年)で愛娘Asiahと歌唱した「音楽を信じる We believe in music」、“Peter Barakan's Live Magic! 2019”(2019年)で披露された「Many Rivers to Cross」や2016年にレコーディングされたボブディランの「Forever Young」のほか、茂忠(小坂忠と鈴木茂のユニット)「まだ夢の途中」、愛娘Asiahが小坂忠への思いを込めた「Just Like You」などの初のCD化音源に加え、小坂忠&ウルトラとして1976年にAMERICAN POP FESTIVAL VOL.3で披露した「どろんこまつり」がボーナストラックとして収録。 また、DVDには、東京・渋谷にある伝説のロック喫茶「B.Y.G」で、2021年に約20名の限定観客を招き収録された『OTONA SESSIONS 3 at B.Y.G』からの豪華メンバーとのパフォーマンスや秋津福音教会で行なわれたインタビューの模様が収録され、まさに『THE LAST SESSION~with Chu's Friends』というタイトルに相応しい作品が完成した。 なお、制作上の都合により発売日が当初発表されていた9月20日(水)から10月25日(水)に変更となっている。

【小坂忠 プロフィール】

1948年7月、東京生まれ。

1966年、ロックグループ「ザ・フローラル」でデビュー。1969年、細野晴臣・松本隆らと「エイプリル・フール」結成。

1970年、ロックミュージカル『HAIR』に出演。1971年にソロデビューを果たすと、ティン・パン・アレーとレコーディングした和製R&Bの金字塔『HORO』(1975年)をはじめ多数の傑作を発表した。

1976年からはクリスチャンとしてゴスペルソングに軸足を移して活躍。一方で、2000年、再びティンパンと活動を開始。

2001年11月、細野晴臣プロデュースによるアルバム『people』をリリース。2016年9月にデビュー50周年を迎え開催した記念のコンサート『let the good times roll!!』は、既に伝説として人々の記憶に新しい。

2017年8月、癌発覚。切除手術。11月奇跡的な復活を遂げ、元気にステージに復帰。

その後も各方面で精力的に活動するも、2022年4月、全身がんによる肝不全で死去。

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