宮城・白石で猛暑日 高温と水不足が葉物野菜や果物に影響

宮城県では白石で35℃を超える猛暑日となり、仙台では真夏日の連続日数が20日と最長記録を更新しました。

宮城県は高気圧に覆われ午前中から気温が上がり、午後3時までの最高気温は白石で35.1℃と猛暑日となりました。

古川で33.7℃、仙台で33.1℃など18カ所で真夏日となり、仙台では統計開始以来最も長い20日連続の真夏日となりました。

この暑さは農作物にも影響を与えています。

東海林真衣記者「普段は山盛りに置かれているネギですが入荷量が少なく、枝豆も暑さの影響で入荷が無いということです」

こちらの産直施設では白石市内の農家が育てた野菜を販売していますが、連日の高温と水不足による影響が出ています。

おもしろいし市場佐久間洋光副店長「葉物全体ですけども、ほうれん草であったり小松菜であったり、あとはサトイモですね。葉が枯れてしまっている状況で、例年より小ぶりだということですので、ちょっと心配しています」

果物の成熟も早まりナシやブドウ、リンゴなどの入荷時期が前倒しになっています。

おもしろいし市場佐久間洋光副店長「本来であれば大体半月くらい商品が前倒しになっていて、実自体も小ぶりで中を切ってみると傷んでしまっているものとかが例年よりは多い状況です」

こちらの産直施設では、この後も高温が続けば秋以降店頭に地元の果物が並ばなくなる不安を抱えています。

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