新関脇の琴ノ若「優勝を目指す」 秋場所で大関昇進足固めへ

秋場所に向け汗を流す琴ノ若=千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋

 大相撲の新関脇琴ノ若は1日、大関昇進の足固めを狙う秋場所(10日初日・両国国技館)に向け「早く勝ち越して、そこから一つでも積み上げたい。優勝を目指すくらいの気持ちでいかないといけない」と意気込んだ。先場所は小結で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞した。

 25歳のホープは千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で幕内の琴恵光や琴勝峰らを相手に14勝1敗。189センチ、170キロの恵まれた体で一方的に寄り切る攻撃的な内容が光った。「今までは出し切れない部分があった。これが当たり前にできないと、上には上がれない」と旺盛な向上心をのぞかせた。

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