全国高校野球選手権大会で107年ぶりの優勝を果たした慶応高の選手らが1日、地元の横浜市役所で開かれた祝勝セレモニーに出席し、日本一を報告した。森林貴彦監督は「いい顔をして野球をやろうと言ってきた。選手は想像以上にいい顔で野球をしてくれ、頑張りに結果が付いてきた」と喜びを口にし、拍手に包まれた。
市役所1階の広場であったセレモニーには、立ち見を含め約500人が詰めかけた。大村昊澄主将は「笑顔を絶やさず、高校野球は楽しいと表現できたらいいと思って戦った。応援されるチームになろうとしてきたが、少しでも近づけたのでは」と語った。
慶応高は選手ら20人余りが出席し、優勝旗を披露した。