気象庁は1日(金)、8月の天候まとめを発表した。それによると、気温は北・東・西日本でかなり高くなった。降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多かった一方、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなった。日照時間は北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多かった。
全国的に記録破りの猛暑
北日本を中心に暖かい空気に覆われやすく、また台風6号や7号の影響で南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、月平均気温は北・東・西日本でかなり高くなった。北日本と東日本では、1946年の統計開始以降、8月として1位の高温となった。浦河(北海道)、宮古(岩手県)など63地点では月平均気温の高い方からの1位を更新。横浜(神奈川県)、米子(鳥取県)など7地点では月平均気温の高い方からの1位タイを記録している。
降水量は沖縄・奄美でかなり多かった一方、北陸でかなり少なかった
降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多かった一方、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなった。台風6号や7号の影響で大雨となった所もあったため、月降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多くなった。一方、高気圧に覆われて晴れた日が多かった東日本日本海側ではかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なかった。北見枝幸(北海道)、那覇(沖縄県)など4地点では月降水量の多い方からの1位を更新。
日照時間は北・東日本で多かった
日照時間は北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多かった。月間日照時間は、高気圧に覆われて晴れた日が多かった北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多かった。酒田(山形県)、銚子(千葉県)の2地点では月間日照時間の多い方からの1位を更新。