ゲームのトッププレイヤーをプロレーサーに GTアカデミーでの訓練 「グランツーリスモ」本編映像

2023年9月15日より劇場公開される、日本発の同名ゲームから生まれた実話を基にした映画「グランツーリスモ」から、GTアカデミーでの訓練の様子を捉えた本編映像が公開された。

映像の冒頭では、ダニー(オーランド・ブルーム)が、プロジェクトの指導を引き受けた元レーサーのジャック(デーヴィット・ハーバー)に対し、アカデミーの広告塔も兼ねている訓練生への指導の様子を大々的にアピールしたいと、ヘリに乗って指導するよう提案する。それに対し、「ヘリから指導なんてあまりにバカげている」と答えるジャックは、いざ指導を始めると瞬く間に鬼教官へと変わっていく。

プロのレースの世界はゲーマーには通用しないと考えていたジャックは、走り込みで息の上がる者たちに対して「がんばれゲーム・キッズ」「脚を使うのはレンチン食品を取る時だけか」といった屈辱的な言葉をかけながら、彼らの精神面もとことん追いつめて鍛えていく。そんな状況に訓練生からは「ゴミ扱いだよ」と不満の声も出るが、常に危険と隣り合わせであり、命懸けで戦うレースの世界だからこそ、生半可な訓練はしてはいけないと考えているためだった。

「グランツーリスモ」は、無謀と思われる夢に向かって突き進む者たちを描いた作品。ドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。そんなヤンにとって、一生に一度のチャンスが訪れる。それは、世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」だった。「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男、指導を引き受ける元レーサー、そして百戦錬磨のトッププレイヤーたちが集結。いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える。

監督を務めるのは、「第9地区」「チャッピー」のニール・ブロムカンプ。GTアカデミーを発足したダニー役にオーランド・ブルーム、レーサーを目指すゲームのトッププレイヤーたちを指導するジャック役に「ストレンジャー・シングス」シリーズのデヴィッド・ハーバー、主人公ヤン・マーデンボロー役に「ミッドサマー」のアーチー・マデクウィらが名を連ねる。

【作品情報】
グランツーリスモ
2023年9月15日(金) 全国の映画館で公開
配給:ソニー・ピクチャーズ

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