車両デザイン、2色の帯と花びら 福井、北陸線の運営会社が発表

第三セクター「ハピラインふくい」で使用する車両の側面デザイン

 2024年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀(福井県敦賀市)延伸開業に伴い、JR西日本から並行在来線の北陸線の運営を引き継ぐ第三セクター「ハピラインふくい」(福井市)は1日、使用する車両のデザインを発表した。下部をピンクとグリーンの2色の帯が彩り、側面は花びらが舞っているようにひし形を配して華やかさを演出した。

 車両はJR西から譲り受ける521系。直前までJR西が使用するため、新たなデザインの車両は開業以降、順次導入される。ハピラインふくいの会長を務める杉本達治・福井県知事は「みんながハッピーな気持ちになれるデザインになった」と強調した。

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