
バスケットボール男子日本代表が8月31日、沖縄市の沖縄アリーナで行われたワールドカップ(W杯)順位決定リーグO組初戦で世界ランキング17位のベネズエラに86―77で逆転勝ちし、通算2勝2敗としてアジア最上位でのパリ五輪出場権獲得に前進した。
世界ランク36位の日本は2日の最終戦で世界64位のカボベルデに勝てば、1976年モントリオール大会以来の自力での五輪切符獲得が決まる。負けても他チームの結果次第で五輪行きの可能性がある。
アジア勢は全6チームが順位決定リーグに回った。16チームが4組に分かれ、各組の1位が17~20位、2位が21~24位、3位が25~28位、4位が29~32位となる。各組の同じ順位同士を勝ち数、得失点差の順に比較して優劣をつける。
日本は8月31日時点でO組1位とし、アジア勢で唯一の2勝。カボベルデに勝てば他の組の動向にかかわらず、アジア最上位が確定する。負けると組2位か3位になる。