水島製作所で開所80周年記念式典 累計約2500万台を生産 車作りの全工程を一貫する工場 岡山・倉敷市

岡山県倉敷市の水島製作所が、開所から80周年を迎え記念の式典が開かれました。

水島製作所で開かれた式には、岡山県の伊原木知事や水島製作所で働く社員など約200人が参加しました。

水島製作所は1943年の9月1日、軍用機などを生産する水島航空機製作所として発足しました。

1946年にはオート三輪「みずしま号」の生産を開始し、その後、トラックや小型自動車などさまざまな車を生産します。

車作りの全ての工程を一貫して行う工場として、2022年度までに累計で約2546万台を生産しました。現在は軽自動車を中心に生産しています。

電気自動車の生産が増えていて、2022年度、国内で販売された電気自動車のうち、約55%が水島製作所で生産されています。

(水島製作所/浜崎憲 所長)
「カーボンニュートラル・電気自動車が入ってくるということで、非常に難しい時代になってくるんだろうと思いますが、次の時代に向かってしっかり頑張っていきたい」

© 株式会社瀬戸内海放送