ダイニングバー経営のアーセス(群馬・前橋市)が破産

 ダイニングバー経営の合同会社アーセス(群馬県前橋市)が、前橋地裁から破産開始決定を受けたことが17日、分かった。8日付。帝国データバンク群馬支店によると、負債額は約4100万円。

 同社は2017年設立。JR高崎駅西口近くでダイニングバー「ダイナースタンドハングアウト」の経営のほか、県内のニュース、グルメ、トラベル、求人などの情報を掲載したポータルサイトの運営、飲食店のコンサルティングなどを行い、20年4月期の売上高は約2600万円を計上していた。

 しかし、コロナ禍でダイニングバーの集客が落ち込んだほか、ポータルサイト運営、コンサルティング事業も低調に推移。22年4月期の売上高は約1600万円に落ち込んだ。資金繰りは限界に達し、2022年12月末までに事業を停止していた。

© 株式会社上毛新聞社