伊藤忠商事らの共同設立企業、ナルネットコミュニケーションズに資本参加へ

株式会社ナルネットコミュニケーションズ(以下、ナルネットコミュニケーションズ)は8月31日、Mobility & Maintenance Japan株式会社(以下、MMJ)による資本参加に合意したと発表。MMJは、伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)と伊藤忠エネクス株式会社(以下、伊藤忠エネクス)が共同で設立する企業だという。

伊藤忠商事は、主に英国においてタイヤの卸から小売・回収、および整備にいたるまで車両周辺のビジネスを幅広く展開してきた。一方、伊藤忠エネクスグループでは、カーディーラー事業、ガソリンスタンドでの整備事業、自動車整備フランチャイズ事業を手がけてきた。

両社は、今回の資本参加を通じ、これまでに培ってきたオートアフターマーケットにおける用品卸・小売り事業の知見を結集して自動車メンテナンス受託事業に取り組む。これにより、ナルネットコミュニケーションズの企業価値向上が期待できる。

また、ナルネットコミュニケーションズは、自動車メンテナンス管理のプロフェッショナル集団として、この複雑な状況を解きほぐすことを目指している。その一環として、8月より、クルマのアフターマーケットで働く人々の知恵と情報をシェアするソーシャルメディア「モビノワ」の運営を開始した。なお、同社は、モビリティの輪を未来へつなぐために、新しい自動車産業のプラットフォーマーとして、さまざまな施策を打ち出していくと述べている。

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