N国・斉藤健一郎参院議員、処理水海洋放出後の福島県で海水浴へ「少しでも風評被害を防げたら」

NHKから国民を守る党の斉藤健一郎参院議員(42)が1日、党の定例会見に出席。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関連し「福島の海に泳ぎに行こうかなと思っております。国会議員として福島の海は安全だというふうに、少しでも風評被害を防げたら」と、福島県で海水浴をすることを明らかにした。

福島県などの水産物を積極的に購入し、風評被害の払しょくに注力する斉藤氏は、野村哲郎農相(79)の「汚染水」発言に「我々も非常に気をつけている中、政府の中にいる人間がさらっと汚染水ってよく言えたもんだな」と憤った。私設秘書の堀江貴文氏(50)も、YouTubeで処理水放出の反対者に「中学の教科書からやり直せ」「山本太郎、聞いてるかこの野郎」などと怒りを示している。

ウクライナ人インフルエンサーのナザレンコ・アンドリーさんが、福島県沖で泳ぐ動画がSNSでバズっていることに感銘を受けた斉藤氏は「日本の産業を守っていくというところで、国会議員としてできる一つの行動として、私がスポーツ得意ということもあって、トライアスロンのレースの練習がてら福島の海に行ってまいりますので、ぜひ皆さん一緒に拡散して安全だということを一緒にアピールできたらいいんじゃないかと思っている」と、国会議員初?となる処理水海洋放出後の現地での海水浴を予告した。

斉藤氏は「場所は当日決めようかなと思っていますが、福島第2原発から約10キロほど行ったところに、福島第1原発の事故の時に自衛隊が拠点にしていた公園があったはず。その近くの海水浴場を候補地に挙げている。秘書と一緒に手こぎのボートを出しながら海に泳ぎに行こうかと思っております」と、福島の海に思いをはせていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

© 株式会社神戸新聞社