朝ドラ・徳永の嬉し涙にSNSざわつく「何があったんだよ…」

草花をこよなく愛する主人公・万太郎が激動の時代でも一途に植物学を追い求める姿を描いた連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月1日放送の第110回では、万太郎の友人・波多野と野宮がイチョウの精虫を発見するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

波多野(左、前原滉)と野宮(中央、亀田佳明)から報告を受ける万太郎(右、神木隆之介)(C)NHK

無事帰国し、妻の寿恵子(浜辺美波)と助手の虎鉄(濱田龍臣)に台湾での出来事を語る万太郎(神木隆之介)。万太郎は旅先で体調をくずし危険な状態に陥ったものの、台湾の人々によって助けられたという。

万太郎は、報告書に台湾で見つけた「オーギョーチ」について書く際、現地の言葉を使った学名を記載。植物学教室の細田(渋谷謙人)は「向こうの言葉から学名を付けるなぞ・・・」と指摘するが、万太郎は、「学名の発表者はわしですき」と自分の信念を貫こうとするのだった。

今回の放送では、万太郎の友人・波多野(前原滉)と野宮(亀田佳明)がイチョウの精虫を発見。世界に向けての大発表を前に、徳永教授(田中哲司)と細田が、「これでドイツを見返してやれますね」「もうあんな惨めな思いは終わりだ」と涙を流しながら喜ぶシーンが描かれた。

徳永教授と細田の異様な喜び方を受け、SNSでは「徳永教授・・・ドイツ留学でそんなに惨めな気持ちにさせられてたの?」「徳永教授はドイツで何があったんだよ・・・」「留学してた徳永と細田にしかわからない感覚なんだろうな」といった声が続出していた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。9月4日放送の第111回では、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が東京で屋台「土佐」を開業することに。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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