川崎市立図書館、9月末まで貸し出し休止 システム更新へ

川崎市役所

 川崎市立図書館の業務システムを更新するため、市は4日から30日まで、分館含む全13の図書館で本の貸し出しや利用者登録などのサービスを停止する。更新後の10月1日以降、蔵書検索やホームページの機能向上やスマホアプリを導入するなどし、利便性を高めて利用者の増加を目指す。

 各図書館は9月中、2日間から長くて4日間の休館日を設定し、休館日以外は新聞や雑誌の閲覧サービスなどの一部利用のみで運営する。川崎、高津、大師以外の図書館は一部の資料を読めるようにする。25日から30日はシステムの試験運用のため全館で休館する。「かわさき電子図書館」は通常どおり利用できる。

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