県全体がフィーバー!羽生結弦の全国ツアー開催地に決定し佐賀県民が歓喜

22年5月、リハーサル後の羽生

9月1日、プロフィギュアスケーターの羽生結弦(28)が初の全国ツアーとなるアイスショーの単独公演を実施すると発表した。

「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd“RE_PRAY”TOUR」と名付けられた今回の公演は、11月にさいたまスーパーアリーナ(埼玉県)、来年1月にSAGAアリーナ(佐賀県)、来年2月にぴあアリーナMM(神奈川県)の全国3カ所で開催が予定されている。

羽生のこれまでの単独公演は神奈川県、青森県、東京都で行われていた。そのため西日本での開催は初となり、SNSでは喜びの声があがっている。

《凄く嬉しい!待ちに待った単独のツアー!しかも佐賀!九州や近県の皆さん本当に嬉しいでしょうね。絶対にチケットを手にしたいです!》
《今まで西日本での羽生君の単独アイスショーがなかったから、今回、九州(佐賀)で開催されるのは西日本の方々にとってはとても朗報だと思います》
《羽生くん、、、、、『神戸から西には来ない』とか言われてたのきっと知ってるんだろうな、、、!!!!》

歓喜に沸くのはファンだけではない。X(旧Twitter)上では佐賀県が会場に決定したことを受け、地元メディアや佐賀市議会議員が反応するなど、早くも“佐賀の羽生フィーバー”が巻き起こっている。

「今回の会場のSAGAアリーナは今年の5月に開業し、B’zがこけら落とし公演を行いました。2日間のライブで1万6千人の観客が来場したのですが、県外から来たお客さんが8割で、佐賀県には数億円規模の経済効果があったとされています。

羽生さんの公演が何日間行われるかはまだ発表されていませんが、チケット争奪戦になることは間違いありません。大きな経済効果が見込めますし、佐賀は県をあげて盛り上げていくことでしょう」(地方紙記者)

では、今回なぜ佐賀県が選ばれたのだろうか。ファンの間ではさまざまな推測が飛び交っている。

《羽生結弦くんの初のツアー公演に佐賀が入っていたから、「何故だろう?」と思っていたけど、ユーリ!!! on ICEの舞台だからなのでは?》

ツアー名にPRAY(祈り)と入っていることに触れたこんな声も。

《今年九州地方は度々台風の被害に遭われました。だから「鎮魂の祈り・・・」を込めて九州・佐賀にツアーを届けられるんですね・・・「祈り」は必ず届きますね・・・》
《たぶんですけど、自然災害に関連して九州を元気にしたいんだと思うよ》

真意がなんであれ、一挙手一投足が注目される羽生。ツアー発表だけで一つの県を動かすほどの熱狂を生むのはスーパースターの証だ。

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