日常生活でヒント得て 山形で小中学生の理科研究展

小中学生が研究や工作をした成果物を紹介している山形市児童生徒理科研究作品展=同市霞城公民館

 山形市児童生徒理科研究作品展が1日、山形市霞城公民館・講堂で始まり、小中学生が研究や観察、工作した作品251点を展示している。3日まで。

 金賞は50点。今年は昆虫や石、骨格などの標本、段ボールやビー玉を使ったピンボールゲームのような工作が目立ったという。中には、光や水を感知して干した洗濯物を広げたり縮めたりする装置、黒い傘に穴を開けて作ったプラネタリウム、持ち運びができる野球の電光カウントボードなど、日常生活からヒントを得たような作品もある。担当者は「子どもたちが楽しみながらやっていると伝わる作品が多い印象だ」と話した。

 表彰式は展示最終日の3日午後3時から行う。

 学校賞は次の通り。

 ▽市教育長賞=山形八小、山形大付属中▽山形霞城ライオンズクラブ賞=山形十小、滝山小、山形大付属小、蔵王一中▽山形ロータリークラブ賞=山形東小、山形九中

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