長崎県内各地の優れた味や工芸品を集めた「秋の県産品まつり」が1日、長崎市浜町の浜屋百貨店で始まり、買い物客でにぎわっている。10日まで。
県物産振興協会が品質向上や販路拡大を目的に開き31回目。農水産加工品など57店の約2千点が並ぶ。
初登場は9店で、ハッピートレイルズコーヒー（佐世保市）はアメリカンベーグルを、肥前屋ランドール（諫早市）はカレーを販売。「パン＆スイーツ特集」と題して、文明堂総本店（長崎市）の「あんバター三笠山」や、そよ風の里ル・ヴォン（同）の「サバサンド」などもそろえた。
三井楽水産（五島市）の五島鬼鯖棒鮨など定番商品も人気を集めた。
訪れた同市西山2丁目の会社員、早田悟さん（34）と真美さん（34）夫婦は「アジフライとギョーザを買った。知らない県産品もあって楽しい」と話した。
会場で3240円購入するごとに1回抽選でき、県産品が当たる「お楽しみ抽選会」も実施している。
