ライカムに「ワークマン女子」 来年2月、沖縄を選んだワケ、視線の先は

 作業服大手のワークマン(東京)は来年2月、北中城村のイオンモール沖縄ライカム内に、アウトドア衣料品店「#ワークマン女子」を初出店する。海外客を取り込み海外進出を見据えた東アジア旗艦店に位置付けて運営していく。

 同社は2023年7月31日現在で全国に995店を展開している。県内では作業客向けの「ワークマン」6店、一般客も取り込む「ワークマンプラス」2店が営業。一般客向け店舗が少ないことや台湾進出への足掛かりにしようと「#ワークマン女子」の出店を決めた。

 沖縄ライカム店はシューズ専門店を併設。売り場面積約726平方メートルは「#ワークマン女子」として全国最大になるという。沖縄ライカム店の初年度売り上げは国内最高の6億2千万円を目指すとしている。同社は「沖縄での成功は台湾進出へのハードルを下げる。インバウンド(訪日)客が多い沖縄ライカム店は最重要店舗。販促ノウハウを投入して日本一の店にしたい」と意気込んでいる。

 (謝花史哲)

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