俳優業への専念で飛躍しそうな超大物の二世タレント・櫻井海音

4人組ロックバンド「インナージャーニー」のドラムで、俳優・櫻井海音としても活動しているKaitoが10月6日、横浜のライブハウス「1000 CLUB」で開催する結成4周年記念ワンマンライブをもって脱退することが1日、同バンドの公式サイトなどで発表された。

Kaitoは脱退を決意した理由を、《突然の報告になってしまいまして、本当に申し訳ないです。今まで、俳優業との両立を目標にしてきました。しかしそれがかなわず、自分自身の力不足でここ1年、バンドメンバーにずっと負担をかけ続けていました。それが一番の理由です》と説明。

そのうえで、《インナージャーニーはとても良いバンドだから、もっと先に進むために僕が足かせになるのは嫌でした》と心境を吐露。《バンドメンバー、関係者の皆さま、そしてファンの皆さまには多大な迷惑と不安を与えてしまいまして、本当に申し訳ありません》と謝罪し、《今までとは違うかたちにはなりますが、音楽活動自体は模索しながら今後も続けていきたいと思っています》と音楽活動は継続する意向を表明した。

今後、同バンドはボーカル&ギターのカモシタサラ、ギターの本多秀、ベースのとものしんの3人で活動を続ける。

バンドで不本意な形での脱退となったようだが、俳優としては8月13日に放送されたTBS系のドラマ「VIVANT」の第5話で、堺雅人演じる主人公の若かりしころを演じ話題を呼んだ。

「バンドと俳優業を天秤にかけた時、俳優業への情熱が高ぶって決断に至ったのでは。その素質は高い評価を受けているだけに、俳優業に専念して邁進すれば結果は出るだろう。それまでは、あえてMr.Childrenの桜井和寿の息子であることを伏せているので」(芸能記者)

超大物の父親だが、自分と同じ音楽ではなく演技での成功を期待しているはずだ。

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