日本大の出場停止を解除せず 関東学生アメフト連盟

日本大アメリカンフットボール部のグラウンド=2018年、東京都世田谷区

 関東学生アメリカンフットボール連盟は2日、部員が違法薬物を所持したとして逮捕されたことで「当面の間の出場資格停止」とした日本大アメフト部への処分を解除せず、10月1日の中央大戦を中止すると発表した。

 同連盟は関東大学リーグ1部上位「TOP8」で、日大の各試合が組まれた1カ月前を期限に出場可否を判断するとしていた。これで2日の法政大戦、16日の早稲田大戦に続き、中止は3試合目となる。

 8月9日にリーグ戦への出場意思を表明した日大に対し、同連盟は同10日に逮捕された部員以外の部関係者に違法薬物使用の疑いが払拭できないことなどを理由に出場を認めないことを決めた。

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