海水と魚、検出できる下限値未満 原発処理水トリチウム分析

 東京電力と水産庁は2日、福島第1原発周辺で1日に採取した海水や魚に含まれる放射性物質トリチウム濃度を分析した結果、いずれも機器で検出できる下限値未満だったと発表した。第1原発では8月24日に処理水の海洋放出を始めた。

 東電は原発から半径3キロ以内の10カ所で採取した海水を、水産庁は放出口から5キロ圏内で採取したヒラメ2匹を分析した。

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