故障したマイクに激高、投げ捨てた米人気歌手 立ち入り禁止エリアの観客に当たり流血、訴えられる

歌手の50セントが、コンサート中に投げたマイクで観客の女性1人が負傷する事件が発生した。8月30日にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナでのパフォーマンス中、スタッフから故障したマイクを渡された50セント、不満を募らせ観客席にそれを投げる姿が映像として記録されている。

そのマイクの行き先は不明だったものの、ラジオ局パワー106のDJブリハナ・モネゲインが、自身の額に当たり、出血する怪我を負ったことを明らかにしている。

TMZが入手した写真には、縫合手術を受け、ガーゼで頭を包まれた姿のブリハナが写っている。

一方50セントに近しい関係者がTMZに話したところによると、ブリアナは、50セントがマイクを投げたステージ近くの関係者以外立ち入り禁止エリアにいるべきではなかったという。

事件当日の夜にブリハナは警察に被害届を提出、50セントは暴行罪の容疑者として名前が挙げられたとされている。

7月にはカーディ・Bがラスベガスでのコンサート中に、ドリンクを観客からかけられ逆上、その女性目掛けてマイクを投げつける事件が発生していた。

警察に被害届が提出されるもカーディは無罪に、その後マイクは同コンサートにオーディオ機器を提供していたザ・ウェーブ社のオーナー、スコット・フィッシャー氏が開始価格500ドル(約7万2000円)でチャリティオークションとしてeBayに出品、9万9900ドル(約1440万円)で落札されていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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