水泳・飛び込み"日本選手権" NSP宇都宮所属の須山選手が出場 高得点をマークするも2位

 1日から宇都宮市の日環アリーナで水泳、飛び込みの日本選手権が開かれています。

 来年(2023年)、カタールで行われる世界選手権の代表選考を兼ねた大会の2日目、NSP宇都宮所属の須山晴貴選手が、男子3メートル飛板飛び込みに出場しました。

 初日に行われた男子シンクロ板飛び込みでは、惜しくも優勝を逃した須山、26人が出場した男子3メートル飛板飛び込みの予選では、15番目に登場しました。

 多くの注目が集まる中、1本目に79.05を記録し、首位に立つ好スタートを切ります。その後も安定した演技を見せ、431.90で2位以下に大きな差をつけ予選を1位で通過します。

 上位12人で挑んだ決勝。須山は1本目に82.15をマーク、ただ1人の80点台で会場からは、大きな歓声があがりました。

 しかしその後、日本体育大学の伊熊扇李が高得点を連発、須山は一時3位に沈みます。

 パリオリンピック出場に向けて負けられない須山は、5回目の演技では84.00の高得点を記録、ひとつ順位をあげます。

 最後まで安定した演技を見せた須山でしたが、伊熊も高得点を出し続け、2位でフィニッシュ、オリンピック出場がかかる世界選手権に近づきました。

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