チェルシー、攻め続けるもゴールを奪えず、カウンターからの失点に沈む|プレミアリーグ

写真:値千金の決勝ゴールを決めたエランガ

9月2日、プレミアリーグ第4節のチェルシー vs ノッティンガム・フォレストの試合がスタンフォード・ブリッジで行われた。

チェルシーは前節と同じ11人がスタメンに名を連ね、前日にマンチェスター・シティから加入したばかりのコール・パーマーがベンチ入りした。一方のノッティンガム・フォレストは、3試合連続ゴール中のタイウォ・アウォニーらがスタメン入り。トッテナムに移籍したブレナン・ジョンソンの穴をどう埋めるかが注目で、アーセナルから加入したばかりのヌーノ・タヴァレスもベンチ入りした。

前半の立ち上がりはホームのチェルシーが相手を押し込む展開に。モイセス・カイセドが高い位置でボールを奪って前線へと供給し、ニコラス・ジャクソンやラヒーム・スターリングがゴールに迫っていく。16分にはコナー・ギャラガーがミドルシュートを放ったが、惜しくも枠を外した。一方のノッティンガム・フォレストもパスをつなぎながら攻撃を仕掛け、セットプレーからチャンスを創出。31分にはイーブンボールに反応したアウォニーが相手を背負いながらボレーシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。

前半アディショナルタイムに入ったところでノッティンガム・フォレストのダニーロに筋肉系のアクシデントを訴え、アントニー・エランガと交代。その直後にチェルシーが波状攻撃を見せたもののスコアを動かすことはできず、0-0で前半を終える。

後半立ち上がりの48分、カイセドのトラップが大きくなったところを突いてボールを奪ったノッティンガム・フォレストがショートカウンターに移行。アウォニーのラストパスに抜け出したのは前半終了間際にピッチに立ったエランガ。冷静に流し込んで先制に成功する。

失点後、チェルシーはエンソ・フェルナンデスが再三にわたって決定機につながるようなラストパスを供給して相手ゴールに迫っていくが、ノッティンガム・フォレストの守備陣は体を張って守備対応し、失点を許さない。

62分、チェルシーはギャラガーとベン・チルウェルを下げてパーマーとノニ・マドゥエケを投入。ここからさらに相手を押し込んでいく。対するノッティンガム・フォレストは72分、セルジュ・オーリエも足を負傷するアクシデントに見舞われる。そのオーリエとオラ・アイナ、オレル・マンガラに代わってタバレス、シェイフ・クヤテ、ゴンサロ・モンティエルが投入される。

83分、チェルシーはパーマーのスルーパスに抜け出したスターリングがゴールライン際まで運んで折り返し、ビッグチャンスが到来。ジャクソンは無人のゴールに流し込むだけだったが態勢が悪く、シュートはクロスバーを越えてしまう。

その後はチェルシーが攻め続けたが、ノッティンガム・フォレストは全員が集中してゴール前で相手の攻撃を跳ね返し続け、そのままタイムアップ。ノッティンガム・フォレストが完封勝利を飾った。

次節、チェルシーはアウェーでボーンマスと、ノッティンガム・フォレストはホームでバーンリーと対戦する。
 

◉試合結果

チェルシー 0-1 ノッティンガム・フォレスト

0-1 48分 アントニー・エランガ(ノッティンガム・フォレスト)

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