川西町産の日本酒と米沢牛を味わう「地酒と黒べこまつり」が2日、同町の置賜公園で開かれた。4年ぶりにイベント形式での開催で、家族連れらが最高級の地元の味を楽しんだ。
町やJA山形おきたまなどが主催した。新型コロナウイルス禍で、過去3年は、すき焼きセットの販売のみだった。来場者は会話を楽しみながら町内の繁殖、肥育の各農家が育てたA5等級の米沢牛や町内2酒蔵の日本酒を味わった。
宮城県登米市の宝江小2年田村翔聖君(8)は「おいしい」と満足げ。同町出身の母由美さん(42)は「みんなで一緒に味わえるのがうれしい」。久しぶりの日常もかみしめた。