国の文化財 安倍川橋でも落書き 静岡市内で被害相次ぐ 警察に被害届(静岡県)

静岡市内の公共施設などで落書きが相次ぐ中、国の登録有形文化財である「安倍川橋」でも複数の落書きが見つかりました。

落書きが見つかったのは静岡市葵区にある「安倍川橋」の左岸側の橋脚部分です。静岡市によりますと8月28日、現場付近をパトロールしていた静岡河川事務所の職員が赤や黒の塗料で3か所に落書きされているのを見つけました。

安倍川橋は8月に国の登録有形文化財に登録されたばかりで、静岡市は警察に被害届を提出したほか、文化庁に「き損届」を提出し、今後、落書きの除去作業や被害額の算定を進めるということです。

静岡市内では駿府城公園や青葉緑地など市内中心部の13か所でも落書きが確認され、静岡市は警察に被害届を提出しています。

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