<レスリング>ロシアとベラルーシの26人が「不適格」との判断、中立の209人が参加へ…2023年世界選手権(セルビア)

 

 世界レスリング連盟(UWW)は9月1日、シニアの世界選手権(9月16~24日、セルビア・ベオグラード)にエントリーしたロシアとベラルーシの235人(選手、サポートスタッフ)の徹底的な経歴調査を終え、26人が進行中の戦争を積極的に支持しているか、軍や国家安全保障機関のメンバーであることが確認され、出場を「不適格」とみなしたことをホームページで発表した。

 調査は、独立した民間情報サービスプロバイダーが提供する包括的な審査レポートに基づいてパネルによって行われた。26人の具体的な氏名は公表されていない。

 出場が認められるロシアとベラルーシの選手・スタッフは、中立の個人選手・スタッフとしての参加となり、国を代表する表現(シングレットなど)は禁止、表彰式では国旗の掲揚や国歌の演奏は行わない。

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