
佐賀県は3日、2例目の感染が確認された唐津市の養豚場で殺処分を進め、午前9時までに約1万頭のうち4748頭を処分したと発表した。サイズが大きい豚が多く残り、完了時期は見通せないとしている。また新たに、食欲不振の豚が出た養豚場があることも明らかにした。
殺処分は、熱中症対策のため日中は作業を中断することもあり、獣医師や自衛隊員、県職員らが夜間を中心に行っている。
食欲不振の報告があったのは、1例目から約1キロ離れた養豚場。豚熱発生を確認した後、県が8月31日~今月1日に行った検査では陰性だった。今後、改めて感染の有無を慎重に調べる。