非常に強い台風11号は3日、沖縄・先島諸島の南を西寄りに進み、台湾に向かった。気象庁は4日にかけて先島諸島で大しけとなる見込みだとして、高波に警戒を呼びかけた。一方、小笠原近海を進んでいた台風12号は3日午後3時の観測で熱帯低気圧に変わった。
気象庁によると、台風11号は3日午後3時現在、台湾を時速約15キロで西へ進んだ。中心気圧は955ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から半径75キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
台風11号は3日朝の観測で勢力が「強い」から「非常に強い」に変わった。
