霧島が昇進披露、大関の自覚もつ 豊昇龍に対抗意識

大関昇進披露パーティーで乾杯する霧島(中央)。右は陸奥親方=3日、東京都港区

 5月の大相撲夏場所後に新大関となった霧島の昇進披露パーティーが3日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や横綱照ノ富士ら約700人が出席した。昇進2場所目の秋場所(10日初日・両国国技館)はかど番で臨み「大関の自覚をもって一生懸命頑張りたい」と一層の精進を誓った。

 新大関の先場所は右肋骨痛に苦しみ、途中出場も実らず負け越した。今場所は同じモンゴル出身の豊昇龍が自らに続いて昇進。霧島は「どちらが先に横綱に上がるか楽しみ。負けたくない気持ちがある」と対抗意識をあらわにした。

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