青森県民駅伝、4年ぶり公道開催 弘前市が総合連覇、町の部東北制す 村の部は田舎館初優勝

4年ぶりに公道で開催された県民駅伝。スタート直後、力走する40市町村の第1走者=3日正午過ぎ、青森市長島

 第31回県民駅伝競走大会が3日、4年ぶりに青森市の公道をコースに行われ、弘前市が1時間23分32秒で2年連続2回目の総合優勝を果たした。町の部は東北町が3大会連続(2020、21年は中止)22回目の制覇。村の部は田舎館村が初優勝した。

 県観光物産館アスパムからカクヒログループアスレチックスタジアムまで、9区間26.1キロで実施。弘前市は3位でたすきを受けた5区の鈴木朝陽(あさひ)=弘前一中3年=が1位に浮上すると、最後までリードを守り切った。

 沿道では、多くの市民らが40市町村の走者に声援を送った。ランナーたちは郷土の誇りを胸に、まだ暑さが続く初秋の青森路をさっそうと駆け抜けた。

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